Friday, December 18, 2015

SPECIALTYレーベルのオリジナル/リイシュー盤の見分け方

Original 50's Pressing
ロサンジェルスのアート・ループが運営したSPECIALTYレーベルは、良質なR&Bの宝庫として知られており、R&Bファンの間でも一目置かれるグレート・レーベルだ。リトル・リチャードやラリー・ウィリアムスを筆頭に、ジョニー・オーティス、ジェッシ・ベイヴィン等、スターが多く在籍した事で知られています。

Don & Dewey with Johnny Otis

本レーベルは50年代の黄金期を終え、60年代は1969年まで細々と経営を続けていた。1969年からは過去のタイトルのリイシューに着手し、70年代から80年代にかけても、有名曲のリイシューや、知られざるマイナー曲のリイシューまで手広く手掛けてきた。
オリジナルもリイシューもそっくりなデザインが混在しているだけでなく、マトリックス・ナンバーまで同一だったりして判別が難しい事があり、たまに「どれがオリジナル?」と質問を受ける事があるので、ここでシンプルにまとめておきたいと思います。



リイシュー・プレスの特徴は①光沢のあるレーベル、②レーベルに"From Speialty LP"等の表記がある、③プレスのエッジが盛り上がっている、の三つがあり、オリジナルかリイシューかを見分ける手掛かりとなります。またタイトルによっては、たまにカラー・バイナル盤で出ている事もあります。

70's Re-Issue Pressing with No Wavy Line

SPECIALTYレーベルがややこしいのは、50年代のセカンド・プレスもあり、これは①ファースト・プレスにあるはずの、レーベル中央の波線が消されているレーベル中央の波線デザイン[通称:Wavy Line]は50年代初期に用いられており、具体的には1951~1957年の型番330-607の間にリリースされたタイトルで見る事ができる)、②プレスのエッジがフラットである、の二つが特徴的です。

70's Re-Issue Pressing with Wavy Line

さらに70's/80'sリイシューでも、レーベルの中央に波線があるデザインのものもあります。これらが50'sヴィンテージ盤と決定的に違うのは、バイナルに柔軟性があり、エッジが盛り上がっており、手にした時に感覚的に70's/80'sリイシューであると断定する事が可能だと思います。

Company Sleeve for Re-Issue Pressing

SPECIALTYレーベルのリイシューは、原版と遜色ない音質のクオリティーで、コレクターの間でも評判が良い事で知られている。また、SP盤でのみリリースされたタイトルが7インチになっている、なんて事もあるから決して軽視はできないグレート・リイシューです。


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