Thursday, December 24, 2015

UK ACE, CHARLYレーベル系の魅力☆



UK ACE, CHARLYといった80年代のイギリスからリリースされたコンピレーション・アルバムが好きだ。愛していると言っても良い。
その理由を、ここで簡単にお伝えしたいと思います。

①ロックンロールに打ち出された会社の方針と、その手の選曲が絶妙。

②レイ・トッピング、クリフ・ホワイト、テッド・キャロルといった、分かっている名選曲家によるロマンが光る。

③RHINOレーベル程にやり過ぎていない、自然な雰囲気が絶妙な高音質でのリマスターが最高。

④ノイズ交じりのオリジナル45s盤では聞こえなかった音が満載されており、とても贅沢。

③未発表曲や別バージョンといった、お蔵入りの秘蔵音源が聞けるアルバムが多く喜ばしい。

⑤ドイツのBEAR FAMILYレーベル程、真面目ではなく、気軽に接する事ができる親近感。

⑥大英博物館並みに凄まじい探求心と選曲の徹底ぶりに脱帽。

⑦独特のアルバム・カヴァー・デザインを見ているだけで萌える。





以上、パッと思いつくだけでも、これだけの賛辞を贈る事ができる。というわけで、当店ではUK ACE, CHARLYレーベルを商品として充実させていける様、努力しています(50's/60'sであればジャンル問わずに買い取り大歓迎!)。
年代もそんなに古くないので、コンディションの良いのが出てきやすく、それでいて値段もお手頃。西ドイツ・プレスが多いので、プレスされたレコードの品質も上質。

マイナス点を上げるとしたら、プレスの溝が浅いのでポータブル・プレイヤーや、古いレコード針では針飛びしやすい点くらいでしょうか(これは中より上の再生環境がある人なら問題ないと思います)。
※プレスの溝が浅いのは、自然な音質を保つ為で、ヴィンテージ盤の様に溝が深ければ、音質が安定しないからだと思います。


余談として追記が必要な事として、アメリカのRHINOレーベルにはまた別の選曲や音質の魅力があり、ドイツのCRYPTレーベルや、アメリカのCANDYレーベルには先端マニアの心をくすぐる、また別の魅力があります。

アメリカのCOLLECTABLESレーベルの編集盤は、たまに出色の物があるが、基本的にあまりオススメできる内容ではない。
当店独自の主観もあるので、これが全てだとは言い切れませんが、当店で商品として取り扱っている物は全てオススメですので、ぜひこれらの魅力をふまえたうえでご覧いただけると幸いです。


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Tuesday, December 22, 2015

VINYL DOGS 2016



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Friday, December 18, 2015

SPECIALTYレーベルのオリジナル/リイシュー盤の見分け方

Original 50's Pressing
ロサンジェルスのアート・ループが運営したSPECIALTYレーベルは、良質なR&Bの宝庫として知られており、R&Bファンの間でも一目置かれるグレート・レーベルだ。リトル・リチャードやラリー・ウィリアムスを筆頭に、ジョニー・オーティス、ジェッシ・ベイヴィン等、スターが多く在籍した事で知られています。

Don & Dewey with Johnny Otis

本レーベルは50年代の黄金期を終え、60年代は1969年まで細々と経営を続けていた。1969年からは過去のタイトルのリイシューに着手し、70年代から80年代にかけても、有名曲のリイシューや、知られざるマイナー曲のリイシューまで手広く手掛けてきた。
オリジナルもリイシューもそっくりなデザインが混在しているだけでなく、マトリックス・ナンバーまで同一だったりして判別が難しい事があり、たまに「どれがオリジナル?」と質問を受ける事があるので、ここでシンプルにまとめておきたいと思います。



リイシュー・プレスの特徴は①光沢のあるレーベル、②レーベルに"From Speialty LP"等の表記がある、③プレスのエッジが盛り上がっている、の三つがあり、オリジナルかリイシューかを見分ける手掛かりとなります。またタイトルによっては、たまにカラー・バイナル盤で出ている事もあります。

70's Re-Issue Pressing with No Wavy Line

SPECIALTYレーベルがややこしいのは、50年代のセカンド・プレスもあり、これは①ファースト・プレスにあるはずの、レーベル中央の波線が消されているレーベル中央の波線デザイン[通称:Wavy Line]は50年代初期に用いられており、具体的には1951~1957年の型番330-607の間にリリースされたタイトルで見る事ができる)、②プレスのエッジがフラットである、の二つが特徴的です。

70's Re-Issue Pressing with Wavy Line

さらに70's/80'sリイシューでも、レーベルの中央に波線があるデザインのものもあります。これらが50'sヴィンテージ盤と決定的に違うのは、バイナルに柔軟性があり、エッジが盛り上がっており、手にした時に感覚的に70's/80'sリイシューであると断定する事が可能だと思います。

Company Sleeve for Re-Issue Pressing

SPECIALTYレーベルのリイシューは、原版と遜色ない音質のクオリティーで、コレクターの間でも評判が良い事で知られている。また、SP盤でのみリリースされたタイトルが7インチになっている、なんて事もあるから決して軽視はできないグレート・リイシューです。


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Thursday, December 17, 2015

オリジナル盤とリイシュー(再発盤)の違い



Facebookの某レコード・コミュニティーに興味深い投稿があったのでここでご紹介。(投稿者の言及で、ダウンロード・フリーの画像だったので掲載させていただきます)

「オリジナル vs リイシュー」というタイトルで投稿された独自の画像で、ポイントは緑色がオリジナルで、赤色がリイシューという点です。

まずは図表左側にある上から三つの1st.イッシューのところを、分かりやすく実例を取り上げて見ていこう。ここではザ・レイズの「シルエッツ」を用いる事とします。


≪1st. Local Label≫
最初のローカル・レーベル=これがザ・レイズのシングルだとXYZレーベルとなる。最初にこのレーベルでプレスされ、ローカル・ヒットとして話題となり、次に大手レーベルから配給される事になる。



≪1st. National Label≫
最初のナショナル・レーベル=ディストリビュート力のあるメジャー・レーベル(と言ってもCAMEOレーベルもインディペンデト・レーベル)からリリースされる事により、全国区でのヒットとなる。


ナショナル・レーベルでのファースト・プレス


ナショナル・レーベルでのセカンド・プレス


≪1st. Internatinal Label≫
全米でヒットしたシングルは、次は海を越えて海外でディストリビュートされる事となる。これが例えばイギリス盤ならLONDONレーベル盤となる。



そしてこの図表の左側の一番下に「未発表曲」というのがあり、これを近年にプレスした物は、正規/非正規を問わずにオリジナル盤とみなすというのは、納得できる範囲ではあります。

ここでは以上がオリジナル盤の範囲で、それ以外は、最初の録音から3年以上たっているプレスはリイシューとされています。ここでの3年という基準がなぜなのかが不明ですが、まぁなんとなく分からんではありません。(これをふまえると、60年代のUK SUEレーベルなんかは、アメリカ盤でリリースされた物を、3年以内に非正規でリリースしたりもしているので、これもオリジナルとみなす事が可能となりますね。)

これらに加え、リプロ(Repro)という単語があり、リイシュー同様の言い回しではあるが、リプロという単語自体はもっと『海賊版/非正規/ブートレッグ』といった意味合いが強い印象です。当店ではその様に使い分けています。

しかし、リイシュー/リプロ盤にも、愛のあるリリースや、意図のあるリリースが多くあるので、あまり区別して考えない方が良いという事を最後に追記させていただきたいのです。



例えば僕の好きなイギリスのJAZZMAN/JUKEBOX JAMレーベルには、未発表曲のリリース以外にも、SP盤やLPにのみ収録された作品の初7インチ化や、スーパー・レア盤の高品質なリイシューや、原盤ではヒスノイズが乗る初期のブルース45s等を高音質でリマスターしたりしており、非常に価値のあるプレスであると納得ができるからであります。

個人的な結論としては、あまりオリジナルであるかどうかに拘りすぎず、“レコード愛”が“音楽愛”以上になってしまわない様、レコード収集を楽しみたいと思う今日この頃です。


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Wednesday, December 16, 2015

当たりプレスとは?



商品のコメント欄で、時々表記しております「当たりプレス」という単語について説明いたします。

特に50年代のR&Bインディペンデント・レーベルでは、廃棄するはずの塩化ビニールを再利用し、安価にプレスされたコピーや、摩耗したスタンパーを限界まで使い続けたコピーが普通に製造~販売されていました。

プレス時にスタンパーからはみ出たレコードの外周部分はカットされ、レコードは綺麗な円形になり完成します。




そのカットされた部分や、エラープレス等をもう一度溶かし、再度プレスに用いられました。その“リサイクル塩ビ”の中には不純物が混ざる可能性が高く、プレスの温度が不安定になったり、プレスに異物が混入したりする原因となりました。



しかし低予算のインディペンデント・レーベルは、安くプレスができるこの「安価プレス・プラン」をおおいに受け入れ、自社独立の足掛かりとしました。
特に初期のATLANTIC/ATCOレーベル、SUNレーベル、MODERN/RPMレーベル(傍系にあたるCROWNレーベルは代表的な廉価レーベル)、CHESS/CHECKERレーベル等はその傾向が顕著であり、これらのレーベルを買う時にはプレス状態に対する注意が必要です。


また当時のスタンパーは技術的に約1,000枚のプレスが限界とされていたらしいですが(一部には500枚が限界との説も)、スタンパーを増産する予算のない弱小レーベルは、限界を超えて劣化したスタンパーを使い倒す事を行っており、その状態のプレスでは溝が浅く、ヒスノイズが目立つ、所謂“外れプレス”や“風邪ひき盤”が流通する原因となります。


当店では、買い付け時には目視だけではなく、一枚づつ視聴し、プレスの状態を実際に確認いたしております。

その時にヒスノイズが少なく、全体的に鳴りが良く、「これは当たりである」と思えたレコードの事を、「当たりプレス」と表現するに至った所以です。

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Saturday, December 5, 2015

NEW ARRIVALS 2015 DECEMBER!



続々と新入荷7インチ盤を追加いたしております!
おおよそ450-500枚弱のNew Arrivalsに加え、日々少しづつですが、良いのを補充して参りますので、チェックお願いします。

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